アストライアの辻内監督 片平氏と女子プロ野球の発展に尽力「空から見守って」

[ 2018年1月22日 21:54 ]

アストライアの辻内監督
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 華麗な一本足打法で南海(現ソフトバンク)、西武、大洋(現DeNA)で活躍した片平晋作氏が22日、膵臓(すいぞう)がんのために所沢市内の自宅で死去した。68歳だった。昨年11月に末期のがんが見つかり、自宅で療養を続けていたという。

 片平氏は13年に女子プロ野球・アストライアの初代監督に就任。昨季もリーグの特命コーチを務めていた。

 現アストライアの監督で元巨人の辻内崇伸監督(30)は日本女子プロ野球機構を通じてコメントを発表し、「2014年から、アストライアを、そして女子プロ野球を共に強くしようという思いで、片平さんと一緒に指導にあたらせていただいたことを光栄に思っています。『選手との会話の中で生まれた気づきは大切にしろよ』『選手を信じる気持ちは誰よりも持て』といつも仰っていたことが忘れられません。」と、片平氏から教わった指導者としての姿勢を振り返りつつ「片平さんへの思いを胸に、今年飛躍していく選手の姿をお見せできるよう、空から見守って頂ければと思います」と哀悼の意を捧げた。

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