ソフトB 工藤監督 松坂にエール「1年でも長くやってほしい またグラウンドで会えれば」

[ 2017年12月22日 20:17 ]

野球教室で熱心に指導するソフトバンク・工藤監督
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 ソフトバンクの工藤公康監督が、来年1月に中日の入団テストを受ける松坂にエールを送った。

 ソフトバンク在籍の3年間は、右肩の不調で1軍での登板はわずか1試合。そんな右腕に工藤監督は「1年でも長くやってほしい」との思いを伝えているという。「ウチではなかなか投げることはできなかったけど、いいコンディションを作って、しっかりテストを頑張ってほしい」。そして「またグラウンドで会えれば」と球場での再開を心待ちにした。

 この日、工藤監督は東京都千代田区の「エスポートミズノ」で野球教室を開催。小学生30人を対象に、2時間近くにわたって熱心に指導した。ボールは使わず、縄跳びの縄やバットなどを利用して「投げるということの基本。子どもたちにはケガをしてほしくないし、投げるためのフォーム作りが大事」。肩、肘などへの負担を減らすため、腕ではなく体を使った投げ方などを伝授した。

 縄を使った練習は、自身も小学校の時に行い、現在もソフトバンクの投手陣のメニューに組み込まれているという。シャドーピッチングの要領で、腰の回転で縄を振り下ろすもので「遊びで覚えるように。今日やったことをぜひ続けてください」と話した。

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2017年12月22日のニュース