広島・菊池 ご意見番になる 投手と野手の溝感じていた

[ 2017年12月22日 05:30 ]

契約更改後、会見に臨んだ菊池
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 広島・菊池涼介内野手(27)が21日、広島市南区の球団事務所で契約交渉に臨み、4500万円増の推定年俸1億9000万円で更改した。リーグ3連覇からの日本一に向け、チームがより一枚岩になる必要を訴え「ご意見番」になってチームをまとめていく考えを示唆した。

 2億円には届かなかったものの大幅増でサインした菊池は、自身のことはそっちのけで、隠すことなく日本一への思いを吐露。そのためには「嫌われ役」になることもいとわない覚悟を示した。

 「(球団とは)チームについての話をして、投手と野手の関係の話もした。今までも言いたいことを言ってきたけどチームを良くするために言っていきたい。来年はもっと引っ張っていけるようにという強い気持ちでいる。日本一になりたい」

 今季は2位・阪神に10ゲーム差を付けリーグ連覇を果たしたが、野手陣と投手陣の間に小さな軋轢(あつれき)が表出したこともあったという。「打っているのに勝てない」「抑えているのに勝てない」――。中心選手として、双方の歯がゆい思いに理解を示し、溝を埋めることにも尽力した。

 「穴があきつつあった中を修正していた。チーム優先に考えるシーズンだったが、来年はさらにチーム優先でいきたい。大きな穴はあけたくない」

 もちろん、同学年の主力である田中と丸の力も借りるつもりだ。「3人で引っ張っていけるようにしたい。まずは3人で新井さん一人分の役割を果たせたら」。精神的支柱である40歳の新井に負けない存在感を発揮する。

 鈴木清明球団本部長からも「若い投手陣を支えて、育てるようにやってほしい」とリーダーシップの発揮を期待された。5年連続ゴールデングラブ賞を受賞した超人的な守備と、自己最多14本塁打を放ったパンチ力もある打撃に、来季は言葉も加えて、球団初の3連覇から34年ぶりの日本一へ導く。(柳澤 元紀)

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