楽天・福山「拾ってもらい」戦力外から5年で1億2000万円

[ 2017年12月10日 05:30 ]

4500万円増の年俸1億2000万円でサインした福山
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 平成の成り上がり物語だ。楽天・福山博之投手(28)が9日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4500万円増の年俸1億2000万円でサインした。

 「一、十、百…と数えて。気持ちよくハンコを押させていただきました」

 歌手・北島三郎似の「楽天のサブちゃん」。今季はチーム最多の65試合に投げ、稲尾和久(西鉄)ら3人を抜く史上初の4年連続65試合以上登板を達成した。しかも開幕から36試合連続で自責点0で、シーズン防御率1・06。松井の負傷離脱時は抑えの代役も務めた。

 大商大から入団したDeNAでは2年で戦力外。13年に移籍した楽天で中継ぎとして頭角を現し、年俸600万円から5年で大台に到達した。トントントーンの昇給まつり。過去に戦力外を経験した選手の年俸1億円突破はダイエーなどで活躍した山本和範らがいるが、極めて異例だ。「拾ってもらい、野球をさせてもらっている。チームのために身を粉にして働きたい」と晴れやかに語った。

 昨オフ「生肉を食べて胃袋を鍛える」と話し、世間に話題を提供した男は昇給分の使い方について「大阪の鶴橋で安くておいしい肉を“よく焼いて”食べたい。七輪(しちりん)とガスバーナーも欲しい」とウエルダンを強調して笑いを誘った。超鉄腕の来季目標は「70試合」だ。 (黒野 有仁)

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