大谷 エンゼルス選択の理由明かす「縁を感じた」「感覚的なもの」

[ 2017年12月10日 08:20 ]

エンゼルス入団会見でユニホーム姿を披露した大谷(AP)
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 ポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指し、エンゼルス入団を決めた日本ハムの大谷翔平投手(23)が9日午後3時(日本時間10日午前8時)からロサンゼルス郊外のアナハイムにある本拠地エンゼルスタジアムでファン公開の入団記者会見を行った。エンゼルスを選んだ理由について「縁みたいなものがあると感じた」「感覚的なもの」と明かした。

 「本当にたくさんのチームの方とお話しさせていただく機会を頂いて、感謝しています。本当にエンゼルスだけではなく全球団に感謝して、その中で、ミーティングでエンゼルスと縁みたいなものがあると感じたので、本当にいいチームだと思ったので、お世話になろうと決めました」

 決断に影響を与えた人物、報道は?と聞かれると「そういうものはなくて、真っさらな気持ちで各球団の方々とお話をさせていただきましたし、本当にオープンな気持ちで話して、ここに行きたいなという気持ちになってお世話になろうと思いました」とした。

 さらにエンゼルスとの強いつながりはどこで感じた?と問われると「それは感覚的なもので、他の球団からもとてもいいお話を聞けたと思っています。優劣がつくものではなく、気持ちの部分でエンゼルスでプレーしたいという気持ちになりました」と答えた。

 契約合意が発表されたのは米西部時間8日午前11時(同9日午前4時)。ネズ・バレロ代理人の声明が全米を一気に駆けめぐった。「エンゼルスと契約することを大谷選手は決断した。メジャーでの目標を達成するために一番の球団と判断した」。27球団が参加したとみられる争奪戦。7球団に絞って行われた面談の末、ダークホースのエ軍を選んだ。今月1日の交渉解禁から8日間でのスピード決着。他のFA選手の交渉に影響を与えまいとする思いが詰まっていた。

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