亜大投手 来春異例の歌手デビューへ DEEN・池森秀一も太鼓判「あの若さですごい艶っぽい声」

[ 2017年12月9日 16:56 ]

来春にプロ歌手としてデビューする小山翔吾は壇上で熱唱
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 東都大学リーグの亜大野球部創部60周年記念祝賀会が9日、都内ホテルで行われた。

 ソフトバンク・松田らプロ野球OBを始め450人が出席。60周年を祝った。

 会の中で、4年生投手の小山翔吾が来春に歌手デビューすることが紹介された。大学選手が引退後の進路で歌手を選択するのは異例のケースだ。プロデュースを手がけるDEENの池森秀一が見守る中「今すぐ逢いたい」を披露。丸刈りに制服姿で美声を響かせた。「初めてこんな大人数の前で歌った。持ってるものはすべて出せたと思う。僕の原点になりました」とはにかんだ。

 京都出身の小山は加藤学園(静岡)から亜大に入学。歌うことが好きで、大学1年の終わりには歌手を目指すことを決めていたという。独学しながらチームメートの前で披露などしていたが昨年11月に進路相談の際、生田勉監督に「歌手になりたい」と打ち明けると指揮官は親交のある池森に相談。そこからプロデビューを目指すことになった。

 93年にデビューシングル「このまま君だけを奪い去りたい」などでミリオンヒットを飛ばした池森は「オーラがあるし、持っている。あの若さですごい艶っぽい声を持っている」と絶賛した。

 小山は「これからもっと頑張って心に響く歌を歌っていきたい」と活躍を誓っていた。

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2017年12月9日のニュース