日本ハム 矢野が野球教室「子どもたちが自発的に取り組むきっかけづくりができたら」

[ 2017年12月9日 19:34 ]

中学生に手本を見せる日本ハム・矢野
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 日本ハム・矢野謙次外野手(37)が9日、北海道北広島市内で野球教室を行った。アシックス社の協力で、午前と午後の計2回で中学生計100人を指導。次代を担う選手にアドバイスを送った。

 野球教室ではアップに始まり捕球、走塁など各2時間、精力的に動いた。「先を見て行動するとか、子どもたちが自発的に取り組むきっかけづくりができたら」。上から目線でなく、自身の中学時代も思い出しながら「ゴロは“捕る”でなく“吸い取る”“拾う”」など、理解しやすい言葉を選びながら向き合った。

 来季はプロ16年目、チーム最年長の38歳を迎えるが、新キャプテンの中田らの信頼も厚いチームの兄貴分として代打の切り札、そしてムードメーカーとして存在感を発揮する。目を輝かせる中学生の姿に、矢野は「こういう活動は続けていきたい。子どもたちの思い出に残ってくれれば」と充実感をのぞかせた。

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2017年12月9日のニュース