DeNA 移籍の平良 プロ初勝利!中日は今季初の3連勝ならず

[ 2017年5月10日 21:10 ]

セ・リーグ   DeNA3―1中日 ( 2017年5月10日    ナゴヤD )

<中・D>移籍後初登板で力投するDeNA・平良
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 DeNA先発・平良が5回1失点の好投でプロ入り初勝利を挙げた。

 平良はこの日が巨人にFA移籍した山口俊の人的補償としてDeNAに移籍してから初めての登板。昨年4月9日阪神戦以来、プロ入り2度目の先発で初白星を掴んだ。

 得意のカットボールでゴロの山を築いた。15個のアウトのうち9個が内野ゴロ。2回には堂上を狙い通り併殺打に仕留めた。勝利投手の権利がかかった5回に1番・亀澤の左犠飛で1点を取られたが、後続を抑えて何とか踏ん張った。

 ラミレス監督は5回まで70球だった平良に代えて6回から早めの継投。須田、山崎康、砂田、三上、パットンと5人で4イニングを無失点でつないでリードを守りきった。6番手・パットンが5セーブ目。

 打線は4回2死一、二塁から平良がプロ初安打となる右前への安打でチャンスを拡大すると、9番・倉本の2点適時打で先制。5回には筒香の4試合ぶりの3号で追加点を奪った。

 中日は今季初の3連勝はならず。今季初先発の小笠原は5回3失点と粘ったが打線の援護なく、本拠地初勝利はお預けとなった。6日の巨人戦で先発し99球を投げた大野が中3日で9回にリリーフ登板し無失点に抑えた。

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