マーリンズ　猛抗議で指揮官とイエリチが相次ぎ退場　イチローが急きょ出場

ナ・リーグ   マーリンズ５―６カージナルス （ 2017年5月9日    マイアミ ）

退場を宣告されるマーリンズのマッティングリー監督　（ＡＰ）
Photo By ＡＰ

　マーリンズのドン・マッティングリー監督（５６）とクリスチャン・イエリチ外野手（２５）が９日（日本時間１０日）のカージナルス戦で投球の判定に抗議して退場となった。イエリチはキャリア初、マッティングリー監督は２試合連続今季３度目の退場。

　初回、イエリチは２ボール２ストライクから投じられた外角のカーブを自信を持って見送るも、判定はストライクで見逃し三振。納得いかず、ベンチから抗議を続けると退場を宣告された。続けてマッティングリー監督が激しい剣幕で球審に詰め寄ると、ほどなく退場。計測システム「スタットキャスト」によると、イエリチの見送ったカーブはストライクゾーンから外れていた。

　イエリチの退場でイチローが急きょ、２回の守備から途中出場。６回の第２打席で中前打を放ち、３打数１安打だった。