立大・笠松 2打席連発 今季12打点はリーグトップ

[ 2017年5月8日 05:30 ]

東京六大学野球第5週第2日   立大11―2東大 ( 2017年5月7日    神宮 )

<立大・東大>8回2死、2打席連続となる満塁本塁打を放ち、5番の飯迫(右)に出迎えられる立大の4番・笠松
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 2回戦2試合が行われた。立大は今秋ドラフト候補の4番・笠松悠哉内野手(4年)が2打席連続本塁打で5打点と大活躍。11―2で東大を下して連勝し、勝ち点2とした。法大は慶大を5―4で逆転勝ちし、1勝1分け。東大の39季連続最下位が確定した。8日は3回戦1試合が行われる。

 本領を発揮した。笠松は7回に左越えに今季1号を放つと、2本目は左越えへの満塁アーチと大暴れし、「やっと(本塁打が)出た。しっかり配球も読めたのが成長」と満足げに振り返った。

 男気あふれる4番だ。大阪桐蔭時代は着けていた肘当てやレガースを「邪魔なので」と大学では着けていない。4月23日の慶大戦では自打球が左すねに当たり、2試合欠場したが「(ケガは)怖いけど違和感があるし、打てんと意味がない」と保護具は着けなかった。

 前日は4打点、この日は2発で5打点。今季12打点で早大・加藤の10打点を抜いてリーグトップに立ち、打率も・440で加藤に次ぐ2位につけた。連勝で首位も、勝ち点2で4校が並ぶ大混戦。リーグ戦通算7本塁打の主砲は「あと2カード、一丸となってやりたい」と99年秋以来の優勝へ力を込めた。 (松井 いつき)

 ▼東大・浜田一志監督(エース宮台が2試合連続で登板回避)体が開いてうまく体重が乗らない状態。次の法大戦には必ず復活してくれると思う。

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2017年5月8日のニュース