雄平 プロ野球最多タイ4二塁打 元同僚岩村以来「覚えています」

[ 2017年5月8日 05:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト12―5DeNA ( 2017年5月7日    横浜 )

<D・ヤ>9回2死一塁、適時二塁打を放つヤクルト・雄平
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 ヤクルト・雄平がプロ野球最多タイとなる1試合4二塁打をマークした。初回無死満塁から左中間へ先制2点二塁打を放つと、2、8、9回にも二塁打を放ち計4打点。

 14年に同僚だった岩村がマークして以来の記録に「岩村さんの記録は覚えています。札幌ドームですよね。4本打てて良かった」と喜んだ。今季最多19安打12得点に真中監督も「4番が機能すれば点に絡む」と目尻を下げた。

 5日から4番を務める15年目は「ファームのときから見てくれているし、的確なアドバイスをしてくれる」という真中監督を師と仰ぐ。この日も、直球に振り遅れていたことについて助言を受け、「すっきりしてた」と感謝する。上体が突っ込む癖があるため、右足を高く上げるなどして、シーズン中も打撃フォームを模索する。向上心あふれる4番は「走者がいれば還すこと、いなければチャンスメークすることを考える」と強調した。

 ≪イチローも1度史上12人目≫雄平(ヤ)が1試合4二塁打のプロ野球タイ記録。14年6月14日の日本ハム戦で岩村(ヤ)が記録して以来12人目。セで5人目だが、ヤクルトでは81年9月24日大洋戦の渡辺、前記岩村に次いで3人目になる。なお、この日のヤクルトはノーアーチながら19安打12得点の猛攻。うち三塁打が3本で二塁打が6本。ヤクルトが本塁打0の試合で長打9本以上を記録したのは、10年7月28日広島戦での9本(三塁打2、二塁打7)以来7年ぶりだ。

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2017年5月8日のニュース