中日ゲレーロ&ビシエド 初アベック弾で連敗止めた 今季最多8点快勝

[ 2017年5月8日 05:30 ]

セ・リーグ   中日8―1巨人 ( 2017年5月7日    ナゴヤドーム )

<中・巨>2回1死一、二塁、ゲレーロ(右)は先制3ランを放ち亀沢(中央)と抱き合って喜ぶ。左はビシエド
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 長いトンネルから抜け出すには最高の2発だった。中日はゲレーロ、ビシエドの初アベック弾など13安打で今季最多8点を奪って快勝。連敗を6で止めた。

 口火を切ったのはゲレーロだ。2回1死一、二塁から左翼席へ5号先制3ラン。「低めの難しいボールだったけど、うまく拾うことができたよ」。前日は3三振を喫するなど4打数無安打で3番から7番へ降格。汚名返上の一発となった。

 この一打に主砲のビシエドも奮い立った。4回に先頭打者として左越え4号ソロ。「自分でも完璧なホームランだった」。4番では今季初アーチとなり、5回は2死一塁から左中間を破る適時二塁打、6回2死満塁でも左前へ2点適時打。4安打4打点の活躍に「今日は自分の日」と自画自賛した。

 この3連戦は「ファミリーシリーズ」として開催され、多くの親子連れが来場。ビシエドの3人の子供も4月中旬に来日していて、「家族の支えは必要。結果が出ていない時も支えになった」と改めて家族に感謝した。

 助っ人2人がともに打点を挙げた過去4戦全敗。不吉な記録も止めた。ゴールデンウイークは2勝6敗ながら白星で締め、森監督も「連休最後に勝てたのが一番。外国人が出てくれると、勢いに乗るし点につながる」とほおを緩めた。両大砲が復調すれば5月反攻も夢ではない。 (徳原 麗奈)

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