早実・清宮 場外弾92号 打たれた相手エースは「怖かった」

[ 2017年5月8日 05:30 ]

練習試合(第1試合)   早実11―4魚津工 ( 2017年5月7日    都内 )

早実の清宮
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 プロ注目のスラッガー、早実・清宮幸太郎内野手(3年)が7日、都内で行われた魚津工(富山)との練習試合(ダブルヘッダー)にいずれも「3番・一塁」で出場し、1試合目の2回に5試合ぶりで高校通算92号となる2ランを放った。

 1死一塁から甘く入った直球を強振すると、右翼後方にある約30メートルの防球ネットを越えた。推定飛距離130メートルの場外弾。清宮は学校の方針で取材対応はなかったが、打たれた横手投げのエース右腕・漁(すなどり=3年)は「打たれた瞬間にいったと思った」と振り返る会心の当たり。漁を「(清宮と対戦して)怖かった。投げている途中に足が震えたのは初めて。オーラが別格だった」と震え上がらせた。

 4月29日からのゴールデンウイーク期間の練習試合11試合にフル出場し、打率・595、27打点。本塁打は8本を積み上げ、大台の100本まで残り8本に迫った。今後は13、14日に熊本で招待試合があり、14日には今センバツ4強の秀岳館と対戦。今秋ドラフト候補の両左腕、最速148キロの川端、同144キロの田浦との激突が予想され、大きな注目を集めることになる。さらに20日から茨城で行われる春季関東大会に出場。100号到達、そして、高校通算本塁打1位とされている神港学園・山本大貴の107本の更新も時間の問題だ。 (東尾 洋樹)

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2017年5月8日のニュース