イチロー 13打席ぶり快音!同点お膳立ての右前打放つ

[ 2017年5月4日 11:51 ]

インターリーグ   マーリンズ10―6レイズ ( 2017年5月3日    セントピーターズバーグ )

レイズ戦に先発出場したイチロー (AP)
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 マーリンズのイチロー外野手(43)が3日(日本時間4日)のレイズ戦に「9番・右翼」で今季4度目の先発出場。6回の第3打席で13打席ぶりの安打となる右前打を放ち、4打数1安打1四球という成績だった。

 3回の第1打席は四球を選び、4回の第2打席は二ゴロ。続く6回の打席は無死一、二塁の場面でレイズの2番手・プルーイットと対戦。イチローは右腕が投じた外角球を見事に捉え、満塁と好機が拡大した。

 続くリアルミュートの中前2点適時打でマーリンズは4―4の同点。一塁走者のイチローはこの適時打で三塁を狙ったが、タッチアウトとなった。さらに、イエリチとスタントンにも適時打が飛び出し、この回に一挙5得点。逆転に成功したマーリンズは7回にも追加点を挙げ、10―6で勝利した。なお、この試合で田沢の登板はなかった。

 7回の第4打席は一ゴロ、9回の第5打席は左飛に倒れたイチロー。この日の1安打でメジャー通算3035安打とし、ロッド・カルーが記録した歴代23位(メジャー公式サイト)の通算3053安打まであと18本に迫った。

 ▼ イチローの話(4月19日以来の先発出場で試合勘を維持する難しさは)言わずもがな、でしょう。(一、二塁後方の小飛球を滑り込んで捕って試合終了した場面は)僕が声を出したんで(二塁手が)どいてくれると信じていきました。(グラブに)入ってくれれば、という感じ。

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2017年5月4日のニュース