岩隈“6度目の正直”ならず 6回途中3失点も今季初勝利お預け

[ 2017年5月4日 14:40 ]

ア・リーグ   マリナーズ8―7エンゼルス ( 2017年5月3日    シアトル )

エンゼルス戦に先発したマリナーズの岩隈 (AP)
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 マリナーズの岩隈久志投手(36)が3日(日本時間4日)のエンゼルス戦に今季6度目の先発。6回途中、5回0/3を投げて6安打3失点の内容でシーズン初白星とはならなかった。

 岩隈は初回、2回と続けて三者凡退に切って取る上々の立ち上がり。3回は2本の安打で2死一、三塁とピンチを招いたが、カルフーンを一ゴロに打ち取り、無失点で凌いだ。4回はトラウト、プホルス、バルブエナのクリーンアップを三者凡退。5回は1死一、二塁と得点圏に走者を抱えたが、マルドナドを空振り三振、続くエスコバーを遊ゴロに打ち取り、ホームを踏ませなかった。

 味方打線も5回までに4得点と援護。しかし、無失点投球を続けていた岩隈は6回に崩れた。先頭のカルフーンに二塁打を許すと、続くトラウトには甘く入ったカットボールを叩かれ、中越え2ランを被弾。さらに、プホルスにも左前打で3連打を浴びた。

 ここでサービス監督は2番手・パガンをコール。しかし、パガンも相手打線の勢いを止められず、岩隈の出した走者の生還を許すと、自身も3失点を喫し、4―6とエンゼルスに逆転された。

 しかし、試合は負けじと8回に一挙4得点を奪って試合をひっくり返したマリナーズが8―7で逆転勝利を収めた。

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2017年5月4日のニュース