梅野 2季ぶり1号も「晋太郎を褒めてあげて」

[ 2017年5月4日 16:29 ]

セ・リーグ   阪神7―1ヤクルト ( 2017年5月4日    神宮 )

<ヤ・神>2季ぶりの本塁打を放ちハイタッチする梅野
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 前日に今季初めてスタメンマスクを外れた梅野がその悔しさを晴らした。3安打2打点、そして立ち上がり不安定だった先発藤浪を好リードし、ヤクルト打線を1失点に抑え込んだ。

 昨季は本塁打0。貴重な2点目の一発となった15年以来の本塁打は「こすったけど、風が押してくれた」と笑顔。久々のダイヤモンド一周は「気持ちがよかった」と振り返った。5点リードの5回にも適時打を放ち、「1点でも多く欲しかった」と扇の要の自覚もみせた。

 先発の藤浪は「ストライクが入る球を探しながら」の苦心のリードとなった。この日も7四球と荒れたこともあり「四球を出すと(ファンが)『アーッ』って」と笑いを誘った。それでも「1点で粘った晋太郎を褒めてあげて」とフォローすると神宮に駆けつけたタイガースファンは大歓声で応えた。

 盗塁阻止率リーグトップを誇る強肩が武器。この日も盗塁を刺し「いつでも準備して、結果につなげたい」。5日からは昨年、足攻で苦汁をなめた広島との首位攻防戦。「たくさんのファンを喜ばせたい」と力強く意気込んだ。

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2017年5月4日のニュース