岩貞 力投で同門対決制し今季2勝目!打線は大量8得点

[ 2017年5月3日 17:33 ]

セ・リーグ   阪神8―4ヤクルト ( 2017年5月3日    神宮 )

ヤクルト打線相手に力投する岩貞
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 阪神・先発岩貞が6回1失点の好投で今季2勝目(1敗)。昨年8月28日以来となった熊本・必由館高の6学年先輩であるヤクルト・山中との2度目の同門対決を制した。6回106球を投げ、被安打5、5奪三振、2与四死球、1失点の内容だった。

 初回は制球が定まらず2死満塁から6番・中村に押し出し四球を与え先制を許す。それでも2回からは修正し、6回まで0を並べた。6回表に味方が逆転し勝利投手の権利が転がり込んだ。前回の山中との対戦では5回3失点で負け投手となっていた。

 阪神は苦手な山中対策として好調な上本、今季初スタメンとなった捕手の岡崎以外は左打者7人をズラリと並べた打線が意地を見せた。6回先頭の荒木が抜てきに応え左前打でチャンスメイク。バレンティンがわずかにファンブルしたのを見逃さず二塁を陥れた。無死一、三塁となり糸井の内野安打適時打で追いつくと、鳥谷の中前適時打で勝ち越しに成功。昨季対戦防御率1・49と抑え込まれたサブマリンを左打者が攻略した。

 8回表に3点を加えるも、その裏に3番手・マテオが乱れ3失点。1点差に詰めよられたが9回に再び3点を奪いダメを押した。9回は30日の中日戦を右肩の張りで登板回避したドリスが無失点に抑えた。

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2017年5月3日のニュース