侍・石川 プロ初中4日も自然体「いつも通りのことしかできない」

[ 2017年3月12日 05:37 ]

WBC2次ラウンド   日本―オランダ ( 2017年3月12日    東京D )

キャッチボールで調整する石川
Photo By スポニチ

 オランダ戦先発の日本代表・石川は、キャッチボールやダッシュで淡々と調整した。重圧のかかる1次ラウンド初戦のキューバ戦で4回1失点と好投。2次ラウンドも第1戦を任された。強力打線を相手にするが「いつも通りのことしかできない。勝てるように頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。

 出番は10日に権藤投手コーチから告げられたという。ロッテでは一度も経験がない中4日での先発ながら、前回は58球で終えており、不安はない。小久保監督は「独特の(雰囲気の中の)キューバ戦を、いつも通りのマウンドさばきでゲームをつくってくれた。あのような形でゲームをつくってくれることを期待します」と託した。

 ヤクルトにいるバレンティンとは公式戦での対戦はないが、昨年のオールスター第1戦(ヤフオクドーム)では三振を奪っている。スイングスピードが速い打線には代名詞のシンカーや緩いカーブなどの武器が効く。状態については「投げてみないと分からない」、この4日間の過ごし方は「練習して過ごしました」と、受け流すような「石川節」を連発。柳のように相手の強振をかわす。 (神田 佑)

続きを表示

2017年3月12日のニュース