【侍Ｊライブ解説・広澤克実氏】〈試合前見どころ〉筒香、中田　チームを引っ張り続けられるかが鍵

広澤克実氏
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　第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）は１２日、東京ドームで第２次ラウンドが始まり、Ｅ組の日本代表はオランダと対戦。侍ジャパン第４戦をスポニチ評論家の広澤克実氏がライブ解説します。

　【試合前見どころ】日本のここまでの得点は、かなりの割合がホームランによるものだ。それも４番の筒香と、５番の中田。この２人がホームランを打つことによってチームに勢いが付いた。裏を返せば、４、５番が打たなければ活気づかない、ということになる。

　ここまでチームを引っ張ってきた２人が、このまま引っ張り続けることができるかどうか。２次ラウンド初戦の最大の鍵だ。そろって打てば言うことはないけれど、どっちかが抑えられたら、もう一方が補ってほしい。

　日本の３試合を見た対戦相手とすれば、２人を必死で抑えにかかる。抑えられてしまうと、大きなエンジンが外れた形で走らなければならなくなる。どれだけマークされても、打つ。勝敗の行方を左右するのはは２人に尽きると思っている。

　▼侍ジャパン先発メンバー　１番・三塁　田中、２番・二塁　菊池、３番・右翼　青木、４番・左翼　筒香、５番・一塁　中田、６番・遊撃　坂本、７番・ＤＨ　山田、８番・中堅　秋山、９番・捕手　小林、投手　石川