山田「ショックです」…大谷WBC欠場に「一丸となって戦う」

[ 2017年2月4日 05:30 ]

シートノックで一塁へジャンピングスローを見せる山田
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 侍ジャパンから投打のキーマンとなる大谷が抜けることを受け、ヤクルト・山田は口を真一文字に結んだ。

 「コンディションが悪いみたいだから仕方がない。ショックですけどね。日本代表、チーム一丸となって戦うしかない」。より一致団結することで、ピンチをチャンスに変えることを誓った。

 キャンプ3日目。連日の猛練習に励むが「まだ体中が筋肉痛で痛い」と自虐的だ。それでもフリー打撃では快音を連発。初日には切れ不足も口にしていたが「これから張りも取れてくると思う。切れも良くなる」とここから状態を上げていく。

 順調なら4日には、初めてWBC公式球を使った特守を敢行する。ここまでWBC公式球は使わず、従来のボールで練習。コンディションアップを優先させてきた。全体練習後、個別に三木ヘッドコーチと猛練習に入りそうだ。

 WBCでの山田の打順は1番が濃厚。シーズンでは3番が主だが「任されたところでやるだけ。監督さんに言われた通りの仕事をしたい」と徹する。「誰かが抜けてもそれを補えるチームワークで戦える」と山田。小久保監督も大切にしてきた結束力を、ジャパンの斬り込み隊長が体現する。 (川手 達矢)

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2017年2月4日のニュース