斎藤 初ブルペンで全開51球!開幕投手、栗山監督「戦略としてはあり」

[ 2017年2月4日 05:30 ]

ブルペンで投球練習を行う斎藤
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 日本ハム・斎藤がキャンプ2日目に、背番号1のユニホームを着用して今キャンプで初めてブルペンに入った。

 「キャンプ最初のブルペンに僕の全てを持ってきた。もういつでも試合で投げることができる」。直球は伸び、カットボールは切れた。まだ2月上旬も51球に背水の覚悟を込めた。

 3年ぶり未勝利に終わった昨季終了後、エースナンバーの18を球団に返上。オフは古傷の左股関節や肩甲骨の可動域を広げるトレーニングを繰り返しアマチュア時代の躍動感あるフォームの再生を目指した。

 見守った栗山監督は「1番は格好いい。ドキドキした」と笑顔で語り「あの球なら勝てる」と絶賛。大谷が絶望的な開幕投手の候補については斎藤を含め「10人ぐらい」とした。就任1年目の12年に実績ではなく、将来の期待を込めて斎藤を開幕投手に抜てきして白星発進し、チームは優勝した。再び斎藤を指名する可能性を問われ「戦略としてはあり」と語った。

 9日(日本時間10日)の紅白戦で実戦初登板となる斎藤は「日本一のチームのローテに入るには、より高い意識を持たないといけない」と言う。勝負の7年目。あの頃の輝きを取り戻す。 (山田 忠範)

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