WL三冠王 吉田正「守備と走塁を進化させたい」

[ 2016年12月20日 05:30 ]

吉田正尚が台湾ウィンターリーグから帰国する
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 オリックス・吉田正尚外野手(23)が19日、台湾で行われていたアジア・ウインターリーグから帰国。18試合の出場で打率・556、6本塁打、29打点と“3冠王”に輝いたが「守備と走塁を進化させていきたい」と貪欲に打撃以外の部分を来季の課題に挙げた。

 実り多き冬だった。「中堅方向への強い打球を意識して、最後の方は何本かいい打球があった。三振も少なく、出塁率も上げる。理想に近い形で打席に入れた」。最大の収穫に挙げたのは守備、走塁面。盗塁王に輝いた阪神・横田、ソフトバンク・曽根の走塁に「いい走者に限って、攻めるという意識が強い」と触発された。

 糸井のFA移籍に伴い、来季は右翼のレギュラー出場が濃厚。「1軍で出るためには、打撃だけではない」。卓越した打撃力を持つ男が「総合力」を目指していく。(桜井 克也)

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