日大・小保根学生コーチ 号泣「まだ一緒にやりたかった」

[ 2016年11月16日 06:47 ]

第47回明治神宮野球大会第5日・大学の部準決勝 ( 2016年11月15日    神宮 )

 明治神宮大会準決勝で桜美林大に4―7で敗れた日大の小保根学生コーチは試合後、号泣した。

 今秋リーグ戦のみ京田に代わって主将を務めた背番号51は「他大学よりは結構長く野球はできたけど、まだ早いというか…まだ一緒にやりたかったという気持ち。一日も長くと思っていたが(終戦が)早すぎました」と悔しそうな表情を浮かべた。

 履正社時代は内野手で現ヤクルト・山田の2年後輩。3年秋に学生コーチへの転身を打診され、家族ら周囲の応援もあって選手への未練を断った。学生コーチ就任後は仲村恒一監督と選手のパイプ役を務め「人と人とのつながりが大事と思ってやってきた。学生コーチや学年の責任者をやってきたリーダーシップを社会人で生かせたらいい」。中日ドラフト2位の主将・京田に対しては「プロになる選手と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)して、いろんなことができて幸せだった」と感謝。京田も「あいつがいたからここまでやってこられた。感謝したい」と話した。

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2016年11月16日のニュース