桜美林大・大平２戦連発　ロッテドラ１佐々木千は決勝へ完全休養

第４７回明治神宮野球大会第５日・大学の部準決勝 （ 2016年11月15日    神宮 ）

＜桜美林大・日大＞２回１死・小林颯の右越えソロに大喜びの佐々木千（中央）ら桜美林大ナイン

　桜美林大は打線が２試合連続の２桁安打をマークし、初出場Ｖへ王手をかけた。

　２回に先制の左越えソロを放った５番・大平は「昨日と同じで膝を使って打てた」と２戦連発に笑顔を見せた。春は打線が投手陣を援護できず、オープン戦では（１）失策は２試合で１個以内（２）三振は７個以内（３）３得点以上――の３テーマを掲げ、クリアできなかった日はグラウンドに戻って各自で課題克服に取り組んだ。前日に１０８球を投げたエース佐々木千はこの日はブルペンにも行かず、決勝に向けて完全休養。明大・柳との対決に向け「決勝でやれるのはうれしいが、対チームなので、気負い過ぎないように気をつけたい」と引き締めた。