巨人ドラ2畠世周が仮契約 父命名“世の中がいいように周るよう”

[ 2016年11月16日 05:30 ]

巨人ドラフト2位の近大・畠

 セ界にその名をとどろかせる。巨人にドラフト2位指名された近大・畠世周(22)が大阪市内のホテルで仮契約を結んだ。

 契約金7000万円、年俸1200万円。背番号は未定。世周(せいしゅう)という珍しい名前を持つ右腕は「なかなか人とかぶることがない名前。覚えてもらえたらうれしい」と飛躍を誓った。

 「世の中が自分のいいように周(まわ)るように」と父・英彰さん(50)が命名。1メートル86の長身から繰り出す直球が武器で、近大3年秋には関西学生リーグタイ記録の3戦連続完封を達成した。もちろん自身の努力があってこそだが、名前にこもる願いどおり、プロ野球選手になる夢もつかんだ。

 4年秋に右肘を痛め、現在はノースローながら走り込みに励む。目標は巨人の大エースだった桑田真澄氏で「新人王を獲りたい」。1年目から結果を出し、セ界の中心で周る。 (川手 達矢)

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2016年11月16日のニュース