打って走って大魔神の1年先輩 斎藤比がMVP

[ 2016年11月1日 08:10 ]

OFBLオールスター戦 ( 2016年10月29日    東京ガス大森グラウンド )

表彰された(前列左から)最高打撃賞の日本郵船・三島、最高殊勲選手の東京ガス・斎藤、勝利監督賞の東京ガス・岡村、最優秀投手賞の東京ガス・石井(後列同)盗塁賞の清水建設・高木、最優秀捕手賞の清水建設・諸橋、勝利投手賞の日立製作所・斎藤

 45歳以上の経済人による軟式野球OFBL(オーバー・フォーティー・ベースボール・リーグ=スポーツニッポン新聞社後援)のオールスター戦が10月29日、東京都大田区の東京ガス大森グラウンドで行われた。試合はO組がF組に8―3で勝利。O組の「1番・遊撃」で出場し、1安打2打点4盗塁をマークした斎藤比呂志内野手(50=東京ガス)が最高殊勲選手賞に輝いた。

 MVPに選ばれた斎藤比は、4回無死二、三塁で左前2点適時打。加えて4盗塁2得点と打って走っての活躍を見せ「素晴らしい選手の中での受賞は本当に誇りに思います」と笑顔で話した。宮城・東北高では大魔神・佐々木主浩氏(元横浜)の1年先輩。主将として出場した84年夏の甲子園では3回戦まで進んだ。試合前夜まで雨だったが、「みんなで(朝から)グラウンド整備してコンディションを整えたり、一体感があった。頑張ろうと思った」。全員で試合を盛り上げ笑顔でプレーできたことを喜んだ。

 ≪諸橋最優秀捕手≫見事な強肩を披露した諸橋が最優秀捕手賞に輝いた。5回2死一塁の場面で、二盗を狙った一塁走者を好送球でアウトに。両チームで計20盗塁が記録された中、唯一の盗塁阻止でベンチを沸かせ「シーズン中よりいいプレーができました」と振り返った。明大の軟式野球部から捕手に専念。初回1死三塁では先制の左前打も放ち、試合は逆転負けを喫したが「いやあ、面白かった。野球って楽しいなあと思いました」と話した。

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2016年11月1日のニュース