西武、岸の宣言残留容認 条件見直しなしも「待ちたい」

[ 2016年11月1日 05:30 ]

西武・岸

 海外FA権を行使する意思を固めている西武のエース・岸について、鈴木葉留彦球団本部長は「もう一回最後の話をしなければいけない。宣言をしても(残留という返事を)待ちたいという気持ちが強い」と宣言残留を認める考えを示した。

 球団側は複数年契約を提示しているとみられるが、「これ以上の条件の見直しはない」とも説明した。すでに岸は球団側に権利を行使する考えを伝えており、交渉が解禁されれば、楽天など複数球団による争奪戦に発展する可能性が高い。就任したばかりの辻監督は「FA宣言して残ってもらうのが一番いい」と残留を熱望。自ら残留交渉に出馬する可能性については「出ていかれたら困るし、考えたい」と話した。なお、岸はこの日、西武プリンスドームに姿を見せたものの秋季練習には参加しなかった。(重光 晋太郎)

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2016年11月1日のニュース