ハム鍵谷 “得意な打者”はソフトB柳田「嫌なイメージはない」

[ 2015年12月28日 05:30 ]

ユニホームを手に笑顔を見せる鍵谷

 日本ハム・鍵谷が札幌市内の複合ビルで1日館長を務め、トークショーに参加。ファンに「得意な打者」を問われると、「(ソフトバンクの)柳田さんはあまり打たれていない。嫌なイメージはない」と自信を見せた。

 言葉通り、プロ3年間で柳田を通算6打数無安打、5奪三振と完全に抑えている。適度な荒れ球も功を奏し、150キロ台の速球とフォークを武器に圧倒。今季も2打数無安打に封じた。

 チームは今季、優勝した12年を超える79勝を挙げながら、ソフトバンクに12ゲーム差をつけられる2位。優勝に向け、鍵谷の柳田封じも「鍵」になる。40試合登板、5勝、15ホールドがいずれも自己最多だった3年目。来季へ「日本一を何としても達成したい」と力を込めた。 (柳原 直之)

 ≪今季7の0は楽天・松井裕だけ≫柳田(ソ)が今季対戦した投手は137人。うち3打席以上で無安打は10人しかいなかった。最多無安打は7打席で松井裕、塩見(ともに楽)、松永(ロ)の左腕3人。ただし与四死球が松永に3、塩見に1あり7打数無安打は松井裕だけ。内訳は三振4、内野ゴロ2、外野飛球1だった。今季の柳田は打率・363で首位打者。もし松井裕との対戦分を引くと打率・368となり、2リーグ制後のチーム最高打率、64年広瀬の・366を上回っていた。

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2015年12月28日のニュース