広島・赤松 五輪銅・朝原氏に弟子入り 究極の走り屋を目指す

[ 2015年12月28日 05:30 ]

広島の赤松

 広島・赤松が究極の走り屋を目指し、2つの新機軸を打ち出した。元陸上選手で北京五輪男子400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治氏(大阪ガス)に“弟子”入り。併せて約75万円の自費を投じ、初めて動作解析を取り入れた。

 「盗塁のスタートを映像にして、どこの筋肉を使い、どこを使っていないか…を動作解析で調べる。それを元に朝原さんに助言してもらう」

 動作解析は今月初旬に母校・立命大で実施。朝原氏の元にも通い、股関節周りの筋力を使う走法を勧められたという。

 「それまでは足首、指先で走ろうとしていた。でも、尻と指なら尻の方が強い。一番強い筋力を使っていないことに気付いた」

 プロ11年目の33歳。外野の定位置獲りをあきらめてはいないが、「立場が立場。もっとチームの力になりたい」と、巨人・鈴木ばりのスペシャリストを目指す。オフの鍛錬を経て赤松の走りがどう変化するか見ものだ。

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2015年12月28日のニュース