T―岡田 オリ4番外国人構想に“反発”「厚かましいぐらいで」

[ 2015年12月28日 05:30 ]

オリックスのT―岡田

 オリックスのT―岡田外野手(27)が福良監督に“反発”した。

 指揮官が「4番はちゃんと固定したい。3人の外国人の中で誰かをそこに」と話すなど来季4番をボグセビック、モレル、ブランコの3人の外国人選手で競争させる方針を明かしていることに「その外国人より打てばいい。今はその準備をしています」と真剣な表情で4番奪回に名乗りを上げた。

 年の瀬迫る27日から神戸で本格的な自主トレを再開。午前8時過ぎには室内練習場に現れ、ティー打撃などで汗を流した。「僕はレギュラーではない。自分の位置はないので結果を残さなければいけない立場」。謙虚に努めながらも、谷、平野恵、坂口らが相次いでいなくなった現状に「今までは消極的な自分がいたが、厚かましいぐらいでやりたい」とリーダー格の自覚が芽生えた。

 契約更改でも「全試合で4番を打つ気持ち」と話していて、あらためて監督構想を覆す強い意気込みを表明。生え抜き組の奮起を期待していた福良監督からすれば、願ったりの「反抗宣言」となりそうだ。

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2015年12月28日のニュース