真中監督 笑顔の7度舞い「ファンの皆さま、おめでとうございます」

[ 2015年10月17日 21:45 ]

<ヤ・巨>胴上げされる真中監督(中央)

セ・リーグCSファイナルS第4戦 ヤクルト3―2巨人

(10月17日 神宮)
 ヤクルト・真中満監督(44)が2週間前には涙で舞った神宮の空に、この日は笑顔で同じ7度舞った。

 就任1年目。昨季まで2年連続最下位と低迷していたチームを見事に蘇らせ、14年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた真中監督は「クライマックス・シリーズが終わりましてほっとしました。確かに勝敗は4勝1敗でしたが、1試合1試合苦しい中戦って、粘って勝ちましたが大変なクライマックス・シリーズでした」と語った。さらに、ファンに促される感じで照れくさそうに“決めゼリフ”として「ファンの皆さま、おめでとうございます」と、14年前に飛び出した元若松監督の名言を再び口にする余裕も。

 今CSでは、初戦を落としたが、その後3連勝。「シーズン中も、こういうゲーム、粘って、粘って取った試合が多かった。皆を信じていた。日本シリーズも、シーズン中と同様粘り強く試合をして、力を集結していいゲームをやっていきたい」と誓った。

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