巨人 貧打深刻…あぁ21イニング無得点、わずか5安打

[ 2015年10月17日 05:30 ]

<ヤ・巨>9回2死三塁、代打・高橋由は空振り三振に倒れ最後の打者に

セ・リーグCSファイナルS第3戦 巨人0-2ヤクルト

(10月16日 神宮)
 巨人打線は5安打に封じられ、連夜の零敗を喫した。これで21イニング連続無得点となり、貧打は深刻だ。原監督は「0点ではやっぱりいけませんね」と唇をかみしめた。

 再三の先制機を逸した。初回2死一、三塁から長野が中飛。4回1死三塁では亀井が左翼へライナー性の飛球を放ったが、三塁走者・阿部は当たりが痛烈だったため一度、本塁方向へ動いて帰塁が遅れ、タッチアップできなかった。川相ヘッドコーチは「走塁でやれることができていない」と振り返った。

 阿部は3試合連続でマルチ安打を放ち、ファイナルSの打率は.750。セのCS同一シリーズ最多タイとなる9安打を記録し「何とか走者がいるときにつなげるように。とにかく頑張る」と力を込めた。2度の併殺打で好機を広げられなかった長野は「また、あしたやるだけ」と気持ちを切り替えた。

続きを表示

2015年10月17日のニュース