最後まで貧打に泣く…巨人“終戦”2年連続で日本S進出ならず

[ 2015年10月17日 21:03 ]

<ヤ・巨>阿部(左)、坂本(中)を労い、引き揚げる巨人・原監督

セ・リーグCSファイナルS第4戦 巨人2―3ヤクルト

(10月17日 神宮)
 最後まであと1本が出なかった。巨人がレギュラーシーズン同様の貧打に泣き、今季147試合目で終わりを迎えた。

 8安打も8残塁。ポレダが2回までに3失点もひっくり返すチャンスは何度もあった。5回、26イニングぶりの得点となる阿部の2点適時打で1点差に。7回には1死一、二塁のチャンスをつくったものの、頼みの4番・阿部は代わった5番手・オンドルセクの前に最悪の投ゴロ併殺に倒れた。

 2回に1死一、三塁、3回に1死満塁と序盤の得点機をつぶしたのが響いた。昨年、2位・阪神にファイナルSで4連敗したのに続き2年連続で日本シリーズ進出を逃した。2年契約の最終年を迎えた原監督。リーグ4連覇を逃し、球団はポストシーズンでの結果で去就を総合的に判断するとしているが、試合後に指揮官は球団側に今季限りでの辞任の意向を申し入れた。

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