阪神・横山 コンプレックスは猫背 姿勢矯正バントで成績も伸ばす

[ 2015年10月17日 08:15 ]

ノックを受ける横山

 背筋伸ばして、成績も伸ばすぞ!阪神の横山雄哉投手(21)が、寝る間も惜しんで肉体改造に励んでいる。1メートル83、84キロと恵まれた体格を持つ左腕のコンプレックスは猫背。「投げていくとどうしても、肩が前に出てしまうんです。猫背なので気にしていますね」。そこで「寝ている間も着けている」というのが「姿勢矯正バンド」だ。

 着用すると背中周りががっちりと固定され、胸が開いた状態をキープできるという。猫背が解消されれば、「投球フォームであったり、リリースポイントが安定したりする」とメリットは大きい。

 もともとは1月の自主トレーニングで左胸鎖関節の炎症を起こした際に幹部を固定する治療用としてもらったものだが、「(猫背の矯正に)ちょうど良いんじゃないかと思って、使っています」と今では強化アイテムに様変わり。「人生の3分の1は睡眠時間だから、こだわりたいですよね」と、睡眠時間も無駄にはしない。

 現在は左肩の蓄積疲労でノースロー調整中だが、今季は1軍未勝利に終わっただけに、来季にかける思いは強い。「監督やコーチも変わるし、チームが新しくなるという雰囲気を感じます。良いチャンスと思ってやっていきたい」と巻き返しを誓った。(久林 幸平)

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2015年10月17日のニュース