盛田幸妃さんの死を悼む声続々…谷繁監督「本当に寂しい」

[ 2015年10月17日 05:52 ]

99年10月、脳腫瘍の摘出手術を経て421日ぶりに1軍マウンドに上がった盛田幸妃さん

 大洋・横浜(現DeNA)、近鉄の救援投手として活躍した盛田幸妃(もりた・こうき)氏が16日午前に東京都内で死去した。45歳だった。葬儀・告別式は未定。近鉄移籍1年目の98年に脳腫瘍を発症。大手術を経てマウンドに戻り、01年のリーグ優勝に貢献してカムバック賞を受賞する「奇跡」の復活を遂げた。現役引退後、36歳の時に脳腫瘍が再発。今年に入ってからはがんが全身に転移して自宅療養を続けていたという。元同僚らからは悲しみの声が相次いだ。

 ▼中日・谷繁監督(横浜時代にバッテリー)大洋入団時から常に一緒にやっていた方で、野球も必死にお互い取り組み、プライベートでもよくしていただきました。体調が悪いことは知っていました。いろんなことを考えると本当に寂しい。

 ▼中日・大塚投手コーチ(近鉄時代にチームメート)突然で信じられません。盛田さんには病気から立ち直って復活するという、諦めない気持ちを教わりました。僕も5回の手術をして、マウンドに必ず戻るという気持ちは盛田さんの姿を見たからこそでした。

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