中村GM急死から一夜明け…試合前に黙とう、喪章付けプレー

[ 2015年9月25日 05:30 ]

<中・神>試合前に黙とうを捧げる和田監督(左)ら阪神ナイン

セ・リーグ 阪神2―4中日

(9月24日 ナゴヤD)
 阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)が東京都内のホテルで急性心不全のため66歳で急死してから一夜明けた24日、チームは名古屋へ移動して中日と対戦。試合開始直前には両軍ナイン、観客が黙とうを捧げた。両球団の球団旗、日章旗は黒いリボンをつけた弔旗として掲げられ、両軍選手は喪章を付けてプレーした。阪神の四藤慶一郎専務は「ドラゴンズさんからお話をいただいた。中村GMへの弔意として弔旗、喪章、追悼セレモニーをして、本部席にお花もいただいた。ご配慮に心から感謝します」と説明した。

 また、球団関係者によれば、前日の巨人戦(東京ドーム)の試合後に和田監督、平田ヘッドコーチが高輪署に安置された遺体と対面したという。

 この日の午後には米国で医学研修中の長男・大輔さんが帰国。遺体は故郷の千葉へ移された。葬儀・告別式は未定だが、近親者のみの密葬となり、シーズン後に関西でお別れの会を開く可能性があるという。兵庫・宝塚市内の自宅は人影もなく、静まりかえっていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月25日のニュース