阪神 天国の中村GMに白星捧げた 4連敗でストップ 借金生活入り阻止

[ 2015年9月25日 21:00 ]

<広・神>1回1死一塁、福留は右中間に先制2ランを放つ

セ・リーグ 阪神3―0広島

(9月25日 マツダ)
 阪神が3―0で広島を下し、連敗を4でストップ。脳出血のため東京遠征中の23日に66歳で急逝した天国の中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)に白星を捧げた。敗れた広島は3試合連続無得点で4連敗となった。

 初回、福留が広島先発・福井から右中間スタンドに20号2ランを放って先制。3回には2死から連続四球で得た一、二塁のチャンスにマートンの左前打で1点を加えて序盤で3点をリードすると、先発した左腕・能見が広島打線を7回4安打無失点に抑える好投。福原、呉昇桓と零封リレーでつないで反撃を許さなかった。呉昇桓は08年のクルーン(巨人)に並ぶ外国人最多の今季41セーブ目をマークした。

 喪章を着用して臨んだ24日の中日戦(ナゴヤD)は追撃及ばず、2―4で敗れて4連敗。最大8あった貯金はついにゼロとなり、この日も負けて5連敗となれば、7月21日以来の借金1となると同時に26日にもV消滅となるピンチを迎えていたが、それを阻止した。

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