伏兵ソフトB福田 自ら命名“ビックリ弾” 4年ぶり一発

[ 2015年8月24日 05:30 ]

<楽・ソ>ハリーホークとスタンドのファンに応える福田(左)

パ・リーグ ソフトバンク6-4楽天

(8月23日 コボスタ宮城)
 伏兵の4年ぶりの一発で競り勝った。ソフトバンクの福田が4―4の9回に楽天の守護神・松井裕から勝ち越しの右越え1号2ラン。「“びっくり弾”ですね。打った瞬間は頭が真っ白になった。最初は夢かと思った」と声を弾ませた。

 8回に代走で途中出場し同点のホームを踏むと、9回2死から内川が四球を選び、打席が回ってきた。「四球の後だから真っすぐに絞っていた」と相手の心理を読み、初球の145キロ直球を振り抜いた。先発出場した19日オリックス戦(京セラドーム)では初回に送りバントをミスし、精彩を欠いていただけに「いい結果になって良かった」と安どした。3連勝で今季最多の貯金37。残り35試合でシーズンの勝ち越しを決め、マジックを24とした。首位を走る今季を象徴する勝負強さを見せ、工藤監督は「うちは1点ぐらいなら追い越すことができる」と自信を示した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月24日のニュース