オリ 痛恨3発に沈む…吉田一2被弾、塚原は2軍降格

[ 2015年8月24日 05:30 ]

<日・オ>4回途中、3失点で降板するオリックス先発・吉田一

パ・リーグ オリックス1-5日本ハム

(8月23日 東京D)
 痛恨の3発を浴びてオリックスは沈んだ。先発の吉田一は初回、陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)に先頭打者弾を浴びると、1―1の3回2死二塁では中田に甘く入った初球のスライダーを左翼席へ運ばれ、勝ち越しを許した。

 「初回に打たれて、慎重になった」と4四球を出すリズムの悪さで、3回2/3を4安打3失点で降板。福良監督代行も「せっかくのチャンスなのに。若さを出して、もっと大胆にいってほしい」と嘆くしなかった。

 さらに6回には塚原がレアードに2ランを浴び「ボール球要求で、ボールを投げられないと、あの場面では投げられない」と肩を落とした。同監督代行も「毎回、同じ失敗」と制球ミスを問題視して塚原の2軍行きを即決。22日に登録されたばかりだが、2日で逆戻りとなった。

 これで4カード連続負け越し。勝負所の夏場を迎えて上位陣との差が顕著になってきた。勝率5割に到達するには、残り試合を25勝6敗がノルマでCS進出はかなり厳しい状況だ。25日からの楽天、ロッテとの6連戦は最後のチャンスとなる。

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2015年8月24日のニュース