栗山ハム “秋山前後斬り”4連勝 狙い通り「打たれて勝つのが理想」

[ 2015年7月13日 05:30 ]

<日・西>お立ち台に上がった(左から)メンドーサ、愛息マルセロくん、妻・モニカさん

パ・リーグ 日本ハム10-0西武

(7月12日 札幌D)
 首位・ソフトバンクを追いかける西武との上位対決を3連勝で飾った日本ハム・栗山監督にとっては、狙い通りの「スイープ」だった。「秋山は凄い打者。打たれて勝つのが理想だと思った。調子のいい打者の前後を裁断することが大事」。

 この日も西武・秋山に3安打を浴び、31試合連続安打を許した。この3連戦で10打数7安打、打率・700、出塁率・769と打たれまくった一方で、9番・炭谷、2番・栗山を計19打数1安打。4番・中村も8打数無安打と封じた。

 今季9度目の零封勝利でチームは4連勝、貯金も最多15となった。7回3安打無失点で5勝目を手にしたメンドーサは5月に誕生したマルセロ君を抱きながらモニカ夫人、義父母と一緒にお立ち台に登場。最後は「アイアム、イケメンドーサ」とお気に入りのせりふを絶叫して喜んだ。

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