ヤクルト後味悪い１敗…「よくある」プレーで守備妨害退場

＜ヤ・Ｄ＞先発の新垣（左）は５回１失点でマウンドを降りる

セ・リーグ ヤクルト０－３ＤｅＮＡ

（7月12日 神宮）
　ヤクルトは後味の悪い１敗で、前半戦借金ターンが決まった。０―３の９回、先頭の武内が左前打で出塁。続く中村の一ゴロで二塁へのスライディングが、野手の送球を妨害したとして守備妨害と判定された。

　打者走者の中村もアウトとなり、ヘルメットを叩きつけた武内は侮辱行為で退場に。「チームのためにやっていることなので…。でも何とも言えない」と武内は言葉少な。真中監督も「よくあるスライディングだったが」と振り返った。大引を今季初の１番に据えた新打線も機能せず、三浦に対して５連敗。今季５度目の零敗で３位に転落した。

　▼ヤクルト・新垣（ロペスのソロによる１失点も今季８敗目）粘って投げることができたが、一発で流れを持って行かれてしまった。