中日・藤井「いい匂いが」ガールズデーに12回2死から劇弾

[ 2015年7月13日 05:30 ]

<中・広>12回2死一塁、サヨナラ2ランを放った藤井は会心の笑顔

セ・リーグ 中日2-0広島

(7月12日 ナゴヤD)
 両軍無得点の重苦しい試合は最後の最後に劇的な結末が待っていた。延長12回2死一塁、藤井が中崎のスライダーを振り抜いた打球は右翼席へ。引き分け目前で大きな白星を手にした。

 「(前の打者の)桂が出てくれる気がしていたので何とかつなぎたいという気持ちだけだった。豊橋以外でも打ちます!」

 サヨナラ弾は故郷の豊橋で放った昨年8月5日の広島戦以来、2本目。今年も豊橋での広島戦で自身の誕生日の5月20日に逆転3ランを放った。女性来場者にピンク色の特製ユニホームが配られた「ガールズデー」。お立ち台からピンクに染まったスタンドを見渡し、「いつもよりいい匂いがしていたし、集中力を高めて入った」と絶好調だった。  (山添 晴治)

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月13日のニュース