マー君に昨季盗塁王から“挑戦状”「初対決だけど狙いたい」

[ 2015年6月27日 05:30 ]

試合前、ロスチャイルド投手コーチ(右)と談笑するヤンキース・田中

ア・リーグ ヤンキース0―4アストロズ

(6月25日 ヒューストン)
 ヤンキース・田中が、スピードスターに揺さぶりをかけられた。27日(日本時間28日午前5時10分開始)のアストロズ戦で昨季首位打者で盗塁王のアルテューベと初対戦。

 この日も3安打2盗塁で快勝に導き、リーグトップの20盗塁を誇る韋駄天(いだてん)は「田中は最高の投手の一人。特に内外角に投げ分ける制球力は素晴らしい」と敬意を示した上で「初対戦なので難しいが、チャンスがあれば次の塁を狙っていきたい」と語った。
 田中は今季ここまで許した盗塁はわずか1つ。塁上に出せば、1メートル65の小さな大打者との駆け引きも試合の鍵を握りそうだ。練習中には元日本ハム監督で昨季はヤ軍の育成担当特別補佐を務め、今季からア軍ベンチコーチを務めるトレイ・ヒルマン氏にあいさつ。ヤ軍との契約前の面談にも同席していたヒルマン・コーチからも「彼は打者を惑わす投球をする。スプリットは私が見た中でもベスト」と警戒された。  (後藤 茂樹)

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