守ってはライトゴロ完成!福留が攻守で貢献「素直にうれしい」

[ 2015年6月27日 18:28 ]

<神・D>8回2死、福留は中越えに2打席連続の勝ち越しソロを放ち和田監督とハイタッチ

セ・リーグ 阪神5―3DeNA

(6月27日 甲子園)
 阪神・福留が2発を含む3安打2打点、5得点中4得点の大活躍。チームを今季初の5連勝に導いたベテランはお立ち台で「素直にうれしい」と喜びを口にした。

 まずは初回、2死から四球を選んで出塁すると、ゴメスの右前適時打で先制のホームイン。2点を追う4回には中堅フェンス直撃の三塁打を放つと上本の左前適時打で生還した。6回にDeNA先発・井納の129キロのスライダーをバックスクリーン右へ叩き込む10号同点ソロを放つと、8回には2死から「ホームランを狙いながらいった」と2番手・田中の初球の直球を捉えて再びバックスクリーンへ。「その前のホームランより(手応えは)良かった」という2打席連発の11号ソロで勝ち越しに成功すると、ゴメスもソロで続いて試合を決めた。

 シーズン2桁本塁打をマークしたのは、阪神移籍後3年目で初めて。日本では2007年の中日時代以来8年ぶりとなり、「すごい長いことかかってますね」と苦笑いした。4回の守備では1死満塁から井納のライト前に落ちる打球を冷静に処理して一塁走者・高城を二塁で封殺してライトゴロを完成させ、「守ってリズムをつくっていくのがこのチームの特徴なので」としてやったりの表情を見せた。

 和田監督も「決めるときは決める。つないでくれるのでリズムが良くなった」と3番で好調をキープしている38歳をたたえた。

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2015年6月27日のニュース