G・G・佐藤 サラリーマンになっても…夢はG・G・スタジアム建設

[ 2014年12月21日 08:40 ]

佐藤隆彦の本名に戻っても野球人「G・G・佐藤」の魂は消えない

 サラリーマンになった前ロッテのG・G・佐藤の朝は早い。起床は午前6時。ユニホームでなくスーツという「戦闘服」に着替えると、千葉県市川市にある測量会社「トラバース」に出勤する。

 「分からないことばかり。だから楽しい。ドラクエで例えると“レベル1”の状態。野球を始めた小学1年のころと同じ感覚ですね」

 球界のエンターテイナーを自称した男の現在の肩書は「開発営業部マネジャー」。11月から勤務を始め、営業や現場視察に追われる多忙な日々を送る。「“GL”とか“N値”とか意味不明な単語が飛んでくる。今は基本を覚えることで必死だよ」。帰宅後も「測量士補」の資格取得の勉強が待っている。「建築関係には気難しい職人さんがいるけど、野球好きも多い。北京五輪の落球の話題はよく聞かれて、会話のとっかかりになっている」。営業先ではサインや写真撮影にも気軽に応じ、元プロ野球選手というメリットをフル活用している。

 夢がある。「少年野球専用のG・G・スタジアムを造りたい。野球に恩返しがしたいんだ」。佐藤隆彦の本名に戻っても、野球人「G・G・佐藤」の魂が消えることはない。

 ◆G・G・佐藤外野手(本名・佐藤 隆彦=さとう・たかひこ)36歳、10年目。桐蔭学園―法大―フィリーズ―西武―イタリア・ボローニャ。03年ドラフト7巡目。最高年俸1億500万円(10年)

 ▼通算 587試合、打率.276、88本塁打、270打点、12盗塁。

 ▼思い出 13年8月30日の日本ハム戦(QVCマリン)で本塁打を放ち、お立ち台で「きもてぃ~!」と叫べたこと。

 ▼再出発 会社員。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2014年12月21日のニュース