阪神 金子の代理人に「最大4年」提示していた 一夜明け連絡なし

[ 2014年12月21日 05:52 ]

オリックスから国内FA宣言の金子

 オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)に対し、阪神の球団幹部が19日に代理人を通じて電話で条件提示をしていたことを明かした。「前夜、代理人に条件を提示しました」。大型契約に関して電鉄サイドからの承諾も得ており、最大4年のオファーを出したと見られる。

 交渉役を務める中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=65)は17日に金子本人との対面を熱望したが、そのためには条件面で上位2、3球団が通過するとされる“一次審査”の結果を待たねばならない。条件提示から一夜明けたこの日、代理人サイドからの連絡はなく、交渉の進展は見られなかった。

 オリックス、楽天など数球団による争奪戦は激戦と見られ、長期化の可能性もある。それでも同幹部は「年明けも考えている。静かに待つしかない」と越年も覚悟の上だ。

続きを表示

2014年12月21日のニュース