レンジャーズ “あの名投手”を彷彿させる右腕獲得に興味 

[ 2014年12月21日 14:50 ]

 米メディアは20日、ブレーブスからフリーエージェント(FA)となっているブランドン・ビーチー投手(28)の獲得にレンジャーズが興味を示していると伝えた。

 ビーチーはドラフト指名を受けず、08年にアマチュア・フリーエージェントでブレーブスに入団。10年にメジャーデビューを果たすと、翌年の11年には先発ローテーションの一角となり、25試合に登板して7勝、防御率3・68をマークした。

 12年も5月にメジャー初完封を記録するなど順調にキャリアを積み重ねていたが、6月に右肘の靭帯再建手術を受けて、約1年間の“休業”を余儀なくされた。その後、13年の7月にメジャー復帰のマウンドを踏み、今季は先発4番手の投手と目されていたが、開幕直前に再び右肘にメスが入り、シーズン全休。FA権を持たないビーチーは現在、定められた期限までに所属チームから新しい契約を提示されない選手のノンテンダーFAとなっている。

 メジャー4年間で2度の手術を経験しながらも、14勝を挙げているビーチー。速球は140キロ後半ながらも、抜群の制球力で打者から凡打の山を築く投球は、ブレーブスOBでメジャー通算355勝のグレッグ・マダックスを彷彿させる。12年も手術を受ける6月までは5勝を挙げて防御率2・00と好成績をマークしていたこの右腕にレンジャーズ以外の球団も獲得を目論んでいるという。

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2014年12月21日のニュース