巨人ドラ2左腕 敵は高所恐怖症「マウンドがちょうどいい」

[ 2014年11月18日 05:30 ]

仮契約を終えた戸根は東京ドームを背に笑顔で活躍を誓う

 巨人からドラフト2位指名された日大・戸根が、東京ドームホテルで入団交渉を行い、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。背番号は50。

 1メートル73ながら体重91キロ、胸囲115センチを誇るマッスル左腕は「メジャーは今は雲の上の目標ですが、野球人誰もが夢見るリーグ。最終目標というか、男なら一度挑戦してみたい」と大きな目標を掲げた。

 規格外の体格と同じ左腕という理由で、同僚から「サバシア」と呼ばれていたという。ヤンキースの2メートル1、132キロ、メジャー通算208勝を誇る巨漢左腕のことだ。「同じぐらい活躍できるように頑張りたい」と力を込め、「(日米野球に出場している強打者)プイグとレスリングで勝負してみたい」とジョークを交えて豪快に笑った。

 物おじしないマウンド度胸が売りだが、実は高所恐怖症。記者会見が行われた高さ約150メートルの一室では冷や汗を流しながら笑顔で記念撮影に応じた。「スカイツリーでは動けなかったけどマウンドの高さが一番ちょうどいい。自分の個性を出していきたい」。マウンド上では強気な姿勢を貫き、プロの打者をねじ伏せる。

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