目的は打線のテコ入れ…巨人がコーチ配置転換

[ 2014年8月1日 05:30 ]

帰京する原監督

 巨人は31日、コーチの配置転換を行った。1日の広島戦(東京ドーム)から、秦真司2軍バッテリーコーチ(52)を1軍バッテリーコーチとし、後任の2軍バッテリーコーチを吉原孝介育成コーチ(45)が務めると発表した。

 最大の目的は、村田打撃コーチをバッテリー部門から打撃部門専任に戻し、打線のテコ入れを行うこと。チーム打率・262はリーグ5位、得点364はDeNAと並ぶ最下位。原監督も「あの手、この手、その手を使って」と連日打順を変えて対応してきたが、コーチ陣形を戻し、あるべき指導を行う。

 村田コーチは交流戦から、肩書を変えずにバッテリー部門を担当し、主将の阿部にもマンツーマンで捕球練習を行うなど指導力を発揮。今後は、阿部、村田ら主力の復調に全力を注ぐ。秦コーチも昨年は1軍を担当、選手の力量は把握済みだ。チーム力を強固にするため最善を尽くす。

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2014年8月1日のニュース