黒田 不運…QS30敗目 08年以降メジャーワースト

[ 2014年8月1日 05:30 ]

<レンジャーズ・ヤンキース>元広島カープのエース対決で粘り強い投球を見せるも惜しくも敗れた黒田。左はイチロー

ア・リーグ ヤンキース2―3レンジャーズ

(7月30日 アーリントン)
 不運の右腕だ。ヤンキース・黒田は9安打を浴びながら7回3失点と試合をつくったが、7敗目を喫した。

 先発投手の評価基準となるクオリティースタート(QS=投球回6回以上で自責点3以内)をクリアしながらの黒星はこれで30敗目。メジャー1年目の08年以降では、オリオールズのガスリーを抜きメジャーワーストとなった。

 「しっかり仕事ができても勝てない。かつ負けがつく。それだけ(野球は)大変なことなのでしょう」。初回に3失点しながら立て直し、持ち前の粘りで今季最多の115球を投げた。通算201試合に先発し、QSは122度。うち、白星が付いたのは59度だけ。それでも「今まで以上に真摯(しんし)に向き合っていこうと思います」と話した。

続きを表示

2014年8月1日のニュース